カテゴリ:2011年度
作成:2012.2
〜日々の生活での教育〜
「子どもと一緒になるべく長い時間を過ごしなさい」というドン・ボスコの勧めは、単純ですがたやすくはありません。予防教育法によると、身も心も子どものそばにいることの意義は大きく、不可欠なことです。名の知られた物理学者レイチャル・カーソンも次のように書いています。「私たちが住んでいる宇宙の神秘から生じる喜びやときめきを味わい、分かち合うために、大人は子どものそばにどうしてもいなければならない。」
子どものために「何かをする」だけでは十分ではないのです。学校に連れて行ったり、おいしいおやつを準備してあげたり、新型のおもちゃを買ってあげたりするだけでは、教育目標は達することができません。子どもたちがいちばん必要としているのは、親と一緒に時間を過ごすことだからです。
毎日の生活の中には、「共にいる」ということを生かす重要な時があります。
一緒に食事をする
少なくとも一日一回、家族の全員がそろって、同じ釜のご飯を囲み、一緒に食事をするというのは、なんとすばらしいことでしょう。「姿勢を正しくしなさい。食事が終わったら勉強しなさい!」と言った注意は避けたほうがいいようです。また、あるアンケート調査によると、食事の雰囲気を壊すいちばんの原因はテレビだそうです。食事中は、テレビを消したほうがいいかもしれませんね。
一緒に祈る
子どもが小さい時には、親が一緒に祈ることは簡単で、多く見ることができます。それは家庭を一致させ、精神的に豊かにすることへつながります。特に夜、子どもが寝る直前に、一緒に神に感謝し、その恵みを願うことは親子の心の絆を強くし、深い安心感をもたらすものであります。
どうぞこの二つの時を、活用してみてください。子どもと一緒にいる時間の投資こそが、子どもの円満な成長を保証してくれると信じています。
園長 アキレ ロロピアナ神父